Dimension-ZERO

そんなTopicにされたら触れざるを得なくなっちゃうじゃないですか;_;

それはさておき、純国産初の賞金型TCGということで出てきたDimension-ZEROですが。
中高生〜大学生ぐらいの遊戯王引退組ぐらいがメインのねらい目だそうで。
中高生相手に賞金で煽るのもどうかとは思いますが。

ブロッコリーからこれが出ることに関しては懸念がいくつか。
ひとつは国内のライバル。同時期に日本語版が立ち上がった$10000トーナメントのVSシステム、カードデザインや属性に対するイメージが酷似しているDuelMastersが特にターゲットと思われる。
VSはまあたまたま同タイミングで出てきただけなので仕方ないと思う。もしかしたら賞金システムは大きく意識しているのかもしれないが。それよりもDuelMastersのメインアドバイザーのNACにボルバルザークの件で大きく活動したカードキングダム池田店長と言う組み合わせであのカードデザインや世界観が出てくると、DMに対する入れ込みが尋常ではないのが見て取れる。
基本はすべてがインスタントということなので、基本的にソーサリーしかないDMとは違うゲーム性になるとが思うが、もう少し世界観はなんとか出来なかったのだろうか^^;

ひとつはイベント運営力。ブロッコリーとはシルバーブリッツ経由で何回かジャッジとして運営のお手伝いしてますんで、現状の運営能力の高さ云々に関しては割愛。ってか大会出させてください;_;
これだけの賞金が掛かるとなれば、絶対にしなければならない懸念がある。
それは不正行為対策。積み込みや握り込みといった初歩的なものはもちろん、より正確なジャッジングや上位の賞金山分けを前提とした事前協議などなど。
メインデザイナーである中村氏は以前にMt:Gのプロツアーで事前協議にて失格の経歴を持っている。
これはリンク先の経緯を見てもわかるとおり、話の流れ上同情の余地のある事件だと自分でも思うし、氏を責めるつもりはまったくない。
ただ、上記と同じ事例が起こったとき、ブロッコリーは上記のような特殊事例を許すか許さないかも含めた厳密な裁定を下さなければならない。それが出来る体制が整えられるのか。それでなくてもブロッコリーは既にアクエリ・Lyceeをメインに抱え、さらにその上にこのDimension-ZEROが加わるのだ。それだけのマンパワーも必要になってくる。

ひとつは賞金を安定供給するために絶対に必要になるプレイヤー人口。こういったホビーのプレイ人口を増やすには雑誌などの媒体が不可欠。まさかコロコロ・ボンボン以外の月刊誌と言うわけには行かないだろうし。三大週刊誌で唯一カードゲームネタを持っていないマガジン、月刊誌でもファン層が広く売り上げも高いガンガン辺りが乗ればそこそこ行けそうな予感。
ラジオをやるとかいってるけど、ラジオでは完全に役不足。格闘家連れてきて声優と組ませるってどこの覇王塾だよ。
え?チャンピョン?カオシックルーンがあるでしょ。

とりあえず様子見ムード。プレイヤーの分母が小さければ賞金の目があるので乗るという手もありですかね。